怖くないイメージを持ってもらうことからスタート
2歳半頃までは大人と同じ箸は使わない、両親の口腔内の細菌数を減らすなど、小さなお子さんは虫歯菌に触れる機会を減らすことが重要です。
歯科受診が可能な年齢になれば、定期的に通って頂くことで、まずは治療に対する怖いイメージをとることから始めましょう。そこから、虫歯にならないようにブラッシング指導、間食指導、フッ素塗布などを行い、歯の生えかわりの管理を行っていきます。
また、最近では上下のあごが小さなお子さんが多くみられます。あごの成長が不十分であると舌が歯列の中に入りきらず、その結果として呼吸、嚥下、姿勢にまで影響することが分かってきました。あごの成長をみながら治療方針を決め、あごの成長が不十分である場合は、歯を使ってあごの骨の成長を促す小児矯正の提案をさせていただきます。
マタニティー歯科も大切です
お母さんのお口の中に歯周病菌がいると、早期低体重児出産のリスクが上がります。お子さんが生まれてくる前からの歯科受診をおすすめします。